骨董の話
私の祖父がお茶をやっていたこともあり、子供の頃から古い茶道具は目にして育ちました。その後、私もお茶を習い始め、今は故人となられた、小出ご夫妻からはずいぶんとかわいがられ、いろんなことを教えてもらったものです。その中の一つが茶道具を含めた骨董で、こまごまと教えていただきました。このご夫婦は講談社学術文庫453「茶道の歴史」桑田忠親著にも載っていられる方で、この本に出てくる引拙棚は私もよく知っています。若く多感な時期に、この様なご夫妻に教えを受けたことが、その後の人生を左右してしまうのは当たり前のことです。 初めて骨董を買ったのが24の歳でペルシャ青釉の火屋で銀化したものでした。新潟市の骨董屋さんで見つけ、何週間か考えたのですが、どうしても欲しくて堪らず。その当時、給料の一か月分位だったと記憶している、札を握り締めて骨董屋さんに走ったものでした。この最初に買った品物は最初の失敗に繋がりましたが、これはそれで勉強のきっかけにもなり、後悔はしていません。その後、何人かの骨董屋さんとも出会いましたが、教えを請うといった目利きの骨董屋さんは少ないものです。 そんな中で、私が以前から大変にお世話になっている骨董の先生がいます。うちでは三代に渡ってお付き合いをさせて頂いている有名な万葉洞の関谷さんです。万葉洞さんはホームページの更新に熱心ではないので関谷さんのインタビュー記事を参考になさって下さい。関谷さんの人柄やなぜ三代もお付き合いが続いているのか理解してもらえるはずです。唐津の中里さんの工房や、金津の中野さんのお蔵に連れて行って頂いたのも、心に残る思い出です。 最近、家内の影響でお付き合いをさせて頂いている骨董屋さんがあります。新潟市西堀に有る岡仙汲古堂の岡田さんです。家内の影響で伊万里を買うようになり、伊万里の本でお店を知りました。こちらは娘さんががんばってホームページの更新をしていらっしゃるので、いつも新しい商品をインターネットで見ることができます。ご主人にも伊万里や他の磁器などについても、いろんなことを教えていただきました。最近ではNHKの「美の壺」に出た薩摩切子のお話が非常に興味を引きました。 全国の骨董屋さん回りの旅でもしたいところですが、最近ぱったりと暇が無くなってしまいました。しかたなく近くの骨董屋さんで楽しんでいます。全国の骨董屋さんを探すのでしたらアンティークドットコムでしょう。ここでなら、どなたでも近くの骨董屋さん、旅先の骨董屋さんを捜し当てることができます。内容までは詳しくないので、後は運を天に任せて、足でがんばりましょう。 時々は骨董市なども覗いています。骨董市情報もアンティークドットコムで詳しく知ることができます。このほかまれびとの館も全国の骨董市、朝市が詳しく乗っています。アンティークノバさんのホームページで骨董市情報を見るとかなり載っています。この他にはとちやさんの骨董市情報もよく調べてあります。 また、我々の地方では産業会館のようなところで年に数回骨董市が開かれます。皆さんのところでも、きっと有るでしょうから産業会館などのイベントスケジュールを覗いてみて下さい。試しに新潟市の産業振興センターと長岡市のハイブ長岡を挙げておきます。イベントスケジュールやイベント情報を開いてみてください。 たまにお邪魔する所で東京美術倶楽部があります。とても楽しいところですが、この他に大阪美術倶楽部、京都美術倶楽部、名古屋美術倶楽部、金沢美術倶楽部などが有名です。子供たちのデズニーランドのようなところでしょうか。 |